ゆうゆうの着物リメイク

大島紬が好きで、洋服にリメイクしてます。 普通の洋服も作るよ

タグ:袖

今日はこの前、組んだティアードスカートの下部分のギャザーを少し多めにとの要望が依頼者様からあったので、最適なギャザーを模索してみる。

前回のスカートのギャザーは1.2倍の分量にしてたんだよね。
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この生地を解いて、1.5倍にしてみる。
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おぉ、下スカートの裾のフレアが素敵な感じ
私はこの位のギャザーが好きかな。

ちなみに接いでいないので脇は生地が足りてない。
4分の1だけでギャザーの具合を確認したということで。
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次は1.7倍いくよ!
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これはギャザーが寄り過ぎかな~?

どのギャザー分量が好きですか?

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残った時間で大分前に母に頼まれてたブラウスの型紙を作ってたよー。
いい加減に作らないと怒られそう。(汗)

洋裁教室での余った時間でボチボチ型紙を作ってたんだよね。
まだ全部の型紙は作り終わってない。
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この製図を先生に見てもらった時に教わったことを書いていくよー。

私は10年以上、知らなかったんだけど。
台襟付きシャツの製図でビックリした事があって。

文化の教科書を見ると袖のタック()が少し斜めになっているんだよね。
下記の図は少し大袈裟に書いてます。
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これは何だろう?と思って先生に聞いたのよ。
平行じゃないの?って思ってた。

そしたら、タックは斜めで正解らしい。

エルダーライン(EL)に向かってタックが消えるように畳むのが正解だって。
言われてみればそうだよね。
その方がタックで出来るシルエットは綺麗なはず。

やり方は、タックを畳む。
真っ直ぐラインを引く。
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開くと少し丸みのある感じに。
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ちなみにレディブティックの製図はタックが平行になっているので、こちらも間違いではないと思う。
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まだまだ台襟付きシャツでビックリした事あるよー。
ちょっと図が雑だけど許して。
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台襟の前中心のところに上襟の角のところを持ってくるじゃん。

もし第一ボタンを閉めて着るなら上襟の場所は2㎜ずらすらしいよ。
つまり赤いラインの線。
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第一ボタンを留めないで着るなら、前中心のところに上襟の角がくるように製図するんだってー。
ま、上手に正確に縫える人だけだねー。

最近は私も上手に縫えるようになったけど、以前はこの位は誤差でズレまくってたもんね。
人によっては、あんまり気にせずに最後にボタンの位置やボタンホールで調節した方がいいかも。

先生に直してもらった襟はこれ。
おぉー、恥ずい。
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信じてもらえた?

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せっかくだから、既製品の台襟付きシャツの調査だよー。

【ネクタイとか締めるタイプの台襟付きシャツ】
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ボタンの位置と上襟の位置を見ると1~2㎜ずれてる?
ボタンホールの方はボタンホール自体が少し前端の方に寄っていると思う。

どちらにせよ。
上までボタンを閉めて、上襟が重ならずに綺麗な形になるよ。

【カジュアルな台襟付きシャツ】
前中心から上襟の端っこは大分ずれてるね。
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第一ボタンを閉めたところ。
上襟と上襟の間がすごく開いてる。
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他のシャツも調べてみたけど、カジュアルなのは大体1㎝~1.5㎝くらい開くね。

あれだね、
次に男性物の台襟付きシャツを作る時は上襟を小さめに作ろーっと。

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ギャザー分量の最低は1.2倍って教わったよ。
最高は3倍らしい。
3倍はやったことないなー。
やったことある人いる?
どんなデザインなんだろう。

今まで、時間を切り詰めて手まつりをしていたので、疲れがどっと出て放心中。
多分、明日も。

今日はね、型紙に使った生地を貼ったり、注意事項を書いたりしてた。
これを怠ると何の型紙か分からなくなるし、同じものが二度と作れなくなるのでね。

面倒だけど、大事な作業。

少し前に先生に教わった内容をメモからノートに写したりもしてた。
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ここから先は、縫い方と製図のお話なので、興味ない人はごめんよー。

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昨日、書こうと思って、書き忘れたやつを書く。

ダブルフェイスなんだけど、下記のように粗ミシンをして、斜線部分を剥がすのね。
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この斜めのところ。

表側の生地(0.5枚+0.5枚)を縫い合わせる時、楽に縫えるように斜めにはがすのね。
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でも、この斜めのところ、あからさまに浮くんだよ。
剥がしているところは本当にもれなく浮く。

分かりづらいけど浮いてるの。
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着ているとね、この浮きが気になってさ。
美しくないんだもん。

今回のコートは、ここを斜めにしないで、真っ直ぐのまま剥がした。
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見事に浮かなくて、綺麗に出来ましたっ!
こっちの方が断然いい!

固い生地だと出来ないのかもしれないけど、柔らかい生地だと斜めに剥がさなくても出来るよ。

斜めに剥がせって本に書いてあるけど、無視してもいいのでは!?

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【袖のダーツどっちに倒すか問題】

今更、先生に聞いたのよ。
所説あるっぽいから、どっちに倒すかは書かないけど。

『ダーツは体の中心側に倒すのよー。』とだけ。

みんなはどっちに倒してますか?
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そして、こっちのダーツも。
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私は裏布付きが多かったので、割ってたわー。
割れるなら割る方がいいので。
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この後、先生の補講?あったよ。

青い線を引いて、『2枚袖にする方がダーツより綺麗よー。』って。
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そりゃそうだよね。
それに青い線は、とりあえず真っ直ぐ書いたけど、実際は少しカーブさせるし。

着物リメイクの2枚袖はこれにしてる。

なんと!
内袖が細くて、おくみの幅で取れるのよ。

そして、2枚袖にしないなら、
『ダーツを移動させた方がいいわよー。』って。
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ピンクの線で開いて、ダーツを畳む。
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ふむふむ。
勉強になるー。

こういうのがあるから、洋裁って面白くてやめられない
独学で洋裁をやるのもいいけど、習うのもすっごく楽しいよー。

あなたも洋裁を習ってみませんか?
洋裁人口を増やしたい。
先生方、もっと頑張って!

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この記事で、ドレメファッション造形講座7の袖のイセこみと肩のイセこみについて書いたのね。
覚えてる?

これについても先生に聞いた。

袖を普通に書いて、
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1.5㎝、切り開く。

あうっ!
後側を切り開くところ、前側を切り開いてしまった。

見逃して。
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切り開いたところを仕付け糸でぐし縫いして、アイロンでイセ込みするっていうの。
肩も1㎝のイセを入れて、同じように縫う。

これね、先生に聞いた。

イセがたくさん入る生地の古い縫い方らしい。
今は、工賃を安くするためにこの縫い方はほとんどしてないらしい。


そうだよね。
1.5㎝なら、ダーツが入るし。
その方が簡単だし。
(1㎝だと厳しいから、こういう時は1.2㎝にしちゃう。生地によるけど。)

でも、ダーツじゃなくて、イセの方がラインが綺麗だと思うんだよね。
特に袖。

ちなみに今の若い子達は細いので、袖山のイセがないトップスがあるらしい。
二の腕がぺしゃんこなんだって。

二の腕の膨らみを出すために袖山にイセを入れるからさ。

それで、誰でも袖ぐりを縫えるようにして、工賃を安くすませるんだって。

すげー。
進化してるね。

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衿を縫う。
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ひっくり返して、形を整えて、落ち着かせるために衿端に手縫いで星止めをする。
写真を見ても、模様に隠れて分からないよね
触るとポツポツしていて、分かるんだけどね。
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裏側はこんな感じ。
裏衿と縫い代を縫っているのよ。
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返り線のところにクリップを留めて、衿の具合を整える。
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丁度いいところが分かったら、下部分を縫って押える。
そして、綺麗な衿が出来たかどうか一応、確認。
うん、綺麗に返っているね。
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袖を縫う。
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袖を裄綿(ユキワタ)と一緒に縫う。
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袖をふっくらさせるために裄綿と一緒に縫っているのよ。
裄綿はこれね。
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袖付け完了。
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今日は、ここまでね。


最近出た新刊が読みたくてしょうがないけど、まだ買わずに我慢しているのよね。
読んでいない本が5、6冊溜まっているからなんだけど。
いい加減に読まないとね。
これから、読書タイムの予定。
疲れていると、再読したくなるのよね。


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夜、少しづつ袖に刺繍ステッチしていたのがやっと完成したのよ
これで、全部の刺繍ステッチが終わったわーーー!
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裏側
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残った大島紬の生地に接着芯を大雑把に貼る。
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前見返しを裁断。
せっかく花柄が入っているので、綺麗に花柄が入るように裁断してみた。
脱いだり着るときにしか柄は見えないから、何でもいいんだけどね。
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下のところの一部にロックミシンをかける。
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内ポケットの口布も裁断。
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こちらの着物の生地を使って、裏布を裁断していくわよ~。
少し灰色が入った綺麗な水色ね。
まずは、裏布を裁断して、後中心を縫う。
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着物の幅にゆとりがあったので、背中の部分には多めにキセ(ゆとり)を入れることが出来た。
背中の部分は、大きく動くからね、生地に余裕があるときは多めにキセを入れるといいのよ。
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前身頃を裁断して、前見返しと縫い合わせる。
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袖も裁断。
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袖の幅は足りないので、もちろん接いであるのよ。
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今日は、ここまでね。

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