ゆうゆうの着物リメイク

大島紬が好きで、洋服にリメイクしてます。 普通の洋服も作るよ

タグ:片返し仕立て

ダブルフェイスのコートを作っていて、スリットをデザインに取り入れなかったのが心残りなんだよね。

でも、どうしてもデザインにスリットを入れたくなくてね。
なので、部分練習で片返し仕立てのスリットをやってみることにした。

割り仕立てのスリットは簡単そうなのが想像出来るので、今回はやらない。
やってみたら、意外と難しいのかもしれないけどさ。

スリットの応用でシームポケットが出来るので、スリットはやったといえばやったんだけどさ。
ま、せっかく細切れのダブルフェイスがたくさんあるのでね。

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2枚で5㎜くらいの柔らかいダブルフェイスを使っていくよー。
01
1.8㎝で粗ミシンをかける。
02
接結糸を解いて生地をはがす。
03
生地を伸ばさないように剥がすよう努めるんだけど。
まぁ、伸びるよね~。
05
アイロンで整えて、スリットの粗ミシンの横糸を取る。
06
解いた粗ミシンのところ(スリットの縫い止まり)に切り込みを入れる。
07
切り込みを入れたところをアイロンで折って、まつり縫い。
08
まつり縫いをしなかった方の生地の裏側部分の剥がしたところを避けて、
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生地を中表に重ねて、1.5枚分の生地を縫う。
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片返しにしたところと、スリット部分をまつり縫い。
10-01
角の始末はこんな感じに互い違いに入れこむ。
11
細かめのミシン目でカンヌキを入れる。
12
粗ミシンを解いて、スリットの出来上がり。
13
粗ミシンは解かずにこのまま部分縫いとして保管する。
なので、これでダブルフェイスの片返し仕立てのスリット完成

やってみた感想は、簡単だよっ。
裾の高さを合わせるのが大変かも。

ダブルフェイスの割り仕立てのスリットの縫い方はこちらに載ってるよ。
レディブティック2019年2月号
ブティック社
2019-01-07


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今日はやたらと眠くて、がっつり昼寝をしてしまった。
今晩、寝れるかな~。

ダブルフェイスのコート()を作って、唯一の心残りが最も一般的な縫い方である『割り仕立て』をしなかった事。

でも、どうしてもデザインに取り入れたくなかったんだよ。
00
なので、切れ端を捨てる前に部分縫い練習をしてみることに。

生地の厚さは大体、2枚で5㎜ぐらい。
01
1.8㎝幅の粗ミシンをかける。
下の方が裾という設定で。
02
接結糸を取って、生地を剥がしていく。
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剥がし終わった後。
生地を伸ばさないように剥がすことになってんだけど、『無理!』
05
アイロンをかけると少し落ち着く。
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表側の生地(0.5枚+0.5枚)を縫い合わせていく。
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裾の端の方まで縫う。
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縫わなかった方をアイロンで半分に折る。
09
この時点での表側はこんな感じ。
綺麗に縫えてる。
10表側
裾が直線にならないんだけど。(大汗)
え、直角だったと思うよ。(震える声)

ひょっとして、縫い縮みしてる?

コートを縫っている時もこうなって、毛抜き合わせのまつり縫いの時に誤魔化したんだけど。
私の縫い方が間違っているんでなく、縫い縮み
11
まっ、いいや。
適当、適当!

2.5㎜幅くらいのコの字まつりをしていく。
コの字まつりが見えにくいから、私が好きなだけで、通常のまつり縫いでもOKだと思う。

(確か)とある本には、5㎜ほどのコの字まつりを2回することって書いてあった。
2回はツラいよね。

私は2.5㎜のコの字まつりを1回しました。
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コの字まつりが終わって、裾のところ。
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これをアイロンで折って、毛抜き合わせにして、コの字にまつっていく。
これも私がコの字が好きなだけで、通常のまつり縫いでもいいかと。
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粗ミシンを解いて、割り仕立ての出来上がりっ!
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【縫ってみた感想】
表側も裏側も違いがほとんどない。
なので、リバーシブル仕立てに丁度良い縫い方。

片返し仕立てだと、裏側のまつり縫いが結構目立つ。
15
割り仕立て、いいと思う。

けど、けど。

【割り仕立て】
両方の生地の接結糸を解かなくてはならない。

割り仕立てはコの字まつりが出来るので、コの字まつりが大変。

【片返し仕立て】
挟み込まれる方の生地の接結糸は解かない。
片方の生地だけ解く。

多分、まつり縫いしか出来ない。
なので、自然に針が通る幅で大きく均等な幅で縫える。
コの字まつりと比べて、まつり縫いの方が早く縫える。


割り仕立て、比べると手間だね!

割り仕立てをデザインに選ばなくて、良かったよ。
本当に。

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