ゆうゆうの着物リメイク

大島紬が好きで、洋服にリメイクしてます。 普通の洋服も作るよ

タグ:比翼

お久しぶりです。
母の退院の付き添いをやって疲れたり、お腹を下したり、根詰めて縫っていたらブログの更新がなかなかできませんでした。


ブログの更新を休んでいる間にコート、パンツ、チュニックなどが出来上がったので順番に紹介していくよー。

今日は10日くらい前に完成したカシミアコートについて書く。
私にとっては10日というとかなり前でね。
結構、忘れてる(汗)

しかも時間が取れた時にチマチマ縫ってたので。
縫っていた期間が長くて尚更忘れてる。

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カシミアって高いのよ。
メーターあたり1万円以上。。。。

なので、アイロン台のカバーを変えた。
万が一にでも汚したら大変。

作り始めたら、カシミアをアイロンにかける時は、共布をアイロン台にひくので意味がなかったっていう。
アホだねー。
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接着芯はあたりが出るので波波に切ったよ。
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袖山の縫い代は切り込みを入れないで、イセ込みしたよ。
1.2㎝幅くらいに縫い代を切って、仕付け糸でイセ込んだ。

切り込みより綺麗になるからおすすめ。
あたりも出ないし。
02
シームポケットを縫った。
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襟裏は星止めを入れたよー。
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ここまで縫えた。
ここまではサクサク縫えたんだよね。
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比翼なのでここからが大変。
比翼コートは5着くらいしか縫ったことないんだよね。
縫うたびに比翼のことは忘れるからさ。



内ポケットは5個もつけた。
おば様の希望さ。

まずは胸ポケット2つ。
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肩甲骨あたりにホカロンのポケット。
ファスナーは目が悪いので見えやすく。
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腰のあたりにもポケット。
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反対側の腰ポケットはフラップポケット。
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マジックテープが付いてるよ。
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手縫いで仕付けをしてからミシンで仕付けミシンをする。
アホみたいなことしてる。
だって、自信がなくてさ。
カシミアだから、一発で成功させたいし。
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ちなみに裏側はこんな感じ。
比翼なので控えたりするのよ。
縫い代をこのくらいずらして縫ってるよ。
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比翼がここまで縫えた。
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比翼ステッチをして、
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星止めをする。
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ちなみにボタンは一番上だけ高いボタンにした。
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ジャーン!
カシミアコートできました!
私も欲しい!
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おば様はSSサイズなのでLサイズのトルソーでは入らないんだよね。
吊るしでごめんね。

襟は左右対称に見えるようにしてみた。
うん、まぁ、左右対称に見えるよね。

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コートに付いていた毛皮の襟だけを預かったのね。
コートは着倒して、処分して襟だけ取っておいたらしいのよ。

その毛皮の襟を使って、ラグラン袖の比翼コートを頼まれた。

【イメージ図】(下手くそでゴメン)
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で、先生に製図を見てもらったので、型紙を作る。

肩ダーツを畳みたかったんだけど、肩ダーツがちょっと大きかったのね。

それで、
『衿ぐりにもダーツを作って分散させた方がいい。』
と先生に言われた。

肩のところがカクカクになるからね。

これを聞いた時、
『先生、頭イイ!天才!さすが!』
って思ったけど、割と定番の直し方なのかしら。

初めてやった操作だから、分かんない。
まだまだ知らない事、たくさんあるな。
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よく仕組みが分からなかったので、ミニミニ原型を使って確認。

このミニミニ原型、便利なのよねー。
ノートを作る時なんか特に。
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ちなみに肩ダーツは先生の指示通り、3分の2ほど畳んで、残りは衿ぐりダーツに移動。

襟のある洋服の時は、衿ぐりダーツを畳むのはあんまり、よろしくないから衿ぐりダーツは少な目で。

そして、後襟ぐりを襟より少し大きくしてイセ込むことにした。
イセを入れると少し背中のラインが丸くなるから。

毛皮付きの襟にしたい。
思い切って?毛皮の襟から表襟を作って、更に裏襟を作るっていう荒業をしてみた。

表襟から裏襟を作るのって、初めて。

新鮮だった
普通はしないもんね。
03-01

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ところで、私が作る型紙は縫い代付き。
総裏の時、縫い代は直角にしてる。

この直角で生地を合わせると綺麗に縫えるから、楽ってやつ。

この直角なんだけど、先に縫う方のライン(青い矢印)を延長して、直角にするのね。
それで、ラグラン袖のコートの縫い方、まだ覚えてなくてさ。
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いちいち、教科書を確認しながら縫い代をつけてた。

まだ、一回しかラグラン袖コートって縫ったことないのよ
縫うのは、そんなに難しくないんだけどね。
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まだハサミで型紙を切ってないけど、ラグラン袖コートの型紙できました。
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昔はね、縫い代なしの型紙で作ってたんだけど、縫い代ありの楽さや間違いの少なさ、正確さを考えたら、縫い代なしの型紙は考えられなくなってしまった。

このコートの裏布なしを作れって言われたら、縫い代が変わってしまうので、型紙から作り直すと思う。
いや、でも、自分のコートだったら、作り直さないかも。

昨日さ、テレビでやってた競馬番組(エリザベス女王杯)を主人と見てたのね。

主人が競馬にまぁまぁ詳しいので、
今年、G1レース(賞金が大きくて馬が強いレースと私は思ってる。)が何回あるか聞いたら、後7回だってさ。

そうそう、有馬記念の後にもG1レースあるらしいよ。
最近増えたらしい。

つまり、後7週で今年が終わるのよ。
恐ろしい。
ヒ~~
時が経つのが早すぎる

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今日は、昨日製図したやつから、型紙作り。
枚数が多くてね。
製図したやつのダーツを畳みながら、写していく。

これが大変で。
全部写し終わらなかった
枚数多すぎ
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写しただけで、縫い代の長さとか、縫い線のつながりとか、合印とか諸々未チェックなのよ。
型紙も大雑把に切っただけで、ちゃんと切ってないし。

いつもやっている裏衿から表衿を作る作業。
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面倒に思ってたけど、これが楽々に思える今回の型紙作り。

このコート、ちゃんと作り終わるのだろうか。
型紙だけでこんだけ大変ってことは、
接着心貼ったり、縫ったりする作業はもっと大変なような

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今まで、コートの表衿の型紙は左右対称にしていたのよね。
それで、間違いじゃないんだけど。
市販の型紙も左右対称だと思う。

今回はちょっと変えたいんだよね。
先生が今年の新年会で言ってた『衿の返りを計算して作る表衿』に挑戦したい。

ちょっとおおげさに言ってるけど、文化の教科書に載ってるからね。
詳しく知りたい方は、文化の教科書を買ってね。
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ここで、前に縫った比翼のコートを出す。
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ファーを取って衿を出す。
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左右の衿の差を計る。
4㎜位かな?
06-4mm
いや、2㎜?
07-2mm
うーん、分からん。

縫う生地は、これより薄い生地だし、
忘れなかったら今度、先生に聞いてみる。
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今回、参考にしたこの比翼コートあんまり着てないんだよね。

散歩、サイクリング、スーパーへの買い物には、大島紬の綿入りコートを着ることが多くてね。
大島紬の綿入りコートが一番、暖かくて軽くて着心地が良くてさ。
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昔に買った古いコートのファーを再利用して作ったの。
だから、ファーは作ってません。

裏布はふらしだよ。
ふらしは、面倒だからあんまりやんないんだけど。
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ロックミシンの処理が増えるからね。
裏布の裾の三つ折りもしなきゃだし。
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今日はちょっと遠くの生地屋さんまで、自転車で激安生地を買いに行ってきた。
薄ピンクの生地は、スプリングコートによさそう。
母が好きそう。
作るか分かんないけど。
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今日も結構、自転車に乗ったね。
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ちなみに古いコートは吉祥寺の近鉄百貨店の閉店セールで買ったやつなのよ。
調べてみたら、2001年だって。
19年前かぁ。
私ったら、物持ちいいね。
捨てられない性格ともいうけどさ。

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