記事が長いので2分割にする。
完成品だけ見たい方は【後半】の記事だけ見るといいよ。
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最近、本革とリバテイ(帆布)のトートバッグを作ってたんだよね。
これが作るのが大変でさ。
予想の倍以上の時間がかかった。
体感で15日くらいかかったんじゃないかな。
正確に作り始めた日付は覚えてない。
下記の仮縫いの写真の日付は4月12日になってた。
てことは1日(型紙作り)+12日+1日(革漉き)で14日かかってるね。
私の作業が遅いのかもしれないけど。
生地を切る前に接着芯を貼って、切った後にも接着芯を貼って、裏布を切ってで1日。
革を切るのに1日。
革のコバ処理と漉きで2日かかったと思う。
縫い始めるまでがマジで長かった。
辛かった。
『布だけだったら、もう作り終わってるのにと何度思ったか。』
まずは型紙を作って、カレンダーの裏を使って仮縫い。
上の方が少しすぼんでるよ。
表布に接着芯を貼る。
ここで裏布(生地)に難があることが判明。
ガーン。
全然、気づかなかった。
気に入ってたのに。
使える生地が減った。
新御徒町の方にある浅原皮漉所で革を漉いてもらった。
値段がホームページに書いてなくて、万札を握りしめて行った。
そしたら、値段が割と安くてビックリ!
店主さんも優しそうな方で良かった。
また、お世話になりたい。
仕事もとても芸術的に綺麗で良かった!
全体が均一に本当に薄い!
上が削る前の革。
下が削った後の革。
7㎜厚にしてもらいました。
店主さんは本当に忙しそうで。
私は1つだったから、20分くらいでやって貰えたけど。
本当に忙しそうで、持ち込みの量が多い時は後から送ってもらえるようにレターパックなどを持っていくか、送料を払うとかになると思う。
漉いてもらった革はパイピングに使ったよ。
持ち手を作るよ。
革を大きめの幅に切る。
定規がぶれるので横に同じ高さの革を置く。
Gクリヤーを使って革を貼り合わせた。
そして、持ち手の太さにカット。
ちなみにローラーは持ってないので綺麗なカレンダーを上に置いて、麺棒で力いっぱいゴロゴロした。
カットした革。
おぉー。
大量だ。
ちなみに余った革はこの位。
もう端っこの方なので使えない。
品質が良くない感じ。
小物なら作れると思う。
後は試作品を練習を兼ねて作るとかかな。
シボ(シワ)も粗くてあんまり美しくないんだよね。
革って全部が使えなから、結構高いよね。
売っている本革のバッグが高いはずだよ。
久しぶりに引っ張り出したコバ(断面)処理に使う塗料。
容器がかなり凹んでる。
使えるのかな?(汗)
ま、無事に使えて良かったよ。
ちなみに小分けにしてあるやつを使ったので大きい方は開けてない。
断面はこんな感じ。
下が染めた方。
さらにワックスで磨いてコバ処理をする。
こんだけコバ処理した。
疲れた。
縫い代が薄くなるように削る。
ひたすら削る。
見返し、パイピングなど接ぎのあるところは吟面(表皮)を削って接着。
ここらあたりでやっとミシンが触れる!!!
角当てを縫い付ける。
イセ込みをした方が丸みができていいんだけど。
如何せんイセが入らない。
下記くらい無理矢理入れた。
底と脇を縫って、底に柔らかい芯を貼る。
パイピング芯をボンドでくっつける。
革同士もついでにくっつける。
へらでしっかり接着。
パイピングを捨てミシンで付ける。
ちなみに丸いところはパイピングに切り込みをいれないといけない。
もちろんハサミで切れないので、別裁ちで切る。
こういうちょっとしたことも時間がかかって、大変だった。
(ミシンから移動しないといけないから。)ちなみにボンドを乾かすために度々、作業は中断するよ。
もちろん接着した日にミシンでは革は縫えない。
シリコンオイルポットは使ってるよ。
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