男性用パーカーの型紙作り。
依頼者様とデザインのすり合わせが出来たのでね。
ウエストにくびれが欲しいらしい。
こんな風に身頃を3枚仕立てにすることにした。
※文化の教科書から『メンズウェア2 ジャケット・ベスト』
こちらの本を参考にして、
早速、身頃の製図。
昨日、製図していたので楽だった。
写せるところは写したのでね
そして、残りの型紙を書く。
フードとポケット部分は、前に縫ったジャケットの流用。
まだ、全部はさみで切ってないけど、ほぼ完成ということで。
後は、適当な布で組み立てるだけね。
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いつも『脇身頃』又は『脇』って呼んでる型紙。
これ。
メンズウェア2の表記によると『細腹』って書いてあった。
知らなかった
メンズウェアのジャケットでは、『細腹』っていうのか。
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型紙を書きながら、預かっていた龍郷柄の大島紬を洗濯。
藍染の龍郷柄で、カラー(赤・青)が入っていなくて、ほとんど傷んでない。
超、貴重だと思う。
ヤフオクでは見たことないな。
一色だけの龍郷柄って、素敵ですっごい好きなんだけど、アンティークでリメイクに向いていなかったりで、中々ないんだよね。
手に入れたの凄いな。
いつも通り、表裏の印をつけて、洗濯、アイロンして干す。
防虫剤を入れて、保管。
龍郷柄はもう作られてないらしい。
柄をよく見ると分かるんだけど、超複雑。
そして、柄がひとつひとつはっきりしていて、とても美しい。
もう作れる人がいないんだろうな。
前に呉服屋さんから聞いたんだけど、そもそも『一元(ひともと)式』で作れる人がもういないって聞いたのよね。
龍郷柄は一元式のかたまりみたいな生地だしね。
この辺をみると一元式のすごさが分かるよ。
糸を染めてから織るからね。
本当に職人技。
うっとりしながら、アイロンかけてた。
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前に買ったマールサシ。
今回の製図では全く使わず。
買ったばっかりの頃は使ってたけど。
滑るんだよね。
一緒に買ったメジャーが割と固めなので、正確に測れてる気がするから。
メジャーばっかり使ってる。
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