今さら、冬物コートを作り始める
自分が着る洋服の場合、作りたい時が作る時みたいなね。

昨日製図してた衿のコートのやつ。
大分前の仮縫いなんだよね。
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去年の新年会の時に洋裁の先生が着ていたコートを真似したのよ。
教室で製図してたら、同じ生徒さんに『型紙を貸して欲しい』って言われたのよね。

言われてから、もうすぐ1年たつ
緊急事態宣言が終わる前になんとか作り終わって、見せられたらな~っと。

私が作ったコートを使って、仮縫いをしたいみたいなので。

身頃の裏布の型紙を作る。
左が前身頃、右側が後身頃ね。
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袖の裏布の型紙を作る。
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袖ぐりのところ、この文化の教科書によるとキセを入れるらしい。
でもでも、入れなくても大丈夫なような気がするんだよね。

ってわけで、先生に確認したら、キセ入れなくてもいいってさ。
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念のためにこちらの本でも確認。
男のコートの本
嶋崎 隆一郎
文化出版局
2008-11-01


ラグラン袖コートの作り方が載ってるんだよね。
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この本によると袖ぐりのところのキセは要らないみたいね。
なので、縫う時はキセなしで縫う。

型紙が全部、作り終わったので、生地を切っていく。
接着芯を貼りまくるんだけど、アイロンで接着するときに使う『ツルン・ツルン』が寿命なので、新品をおろした。
なんだかんだ、洋裁ってお金が減っていく
P2030310
小さければ、クッキングシートでもいいんだけど、大きいところを接着するときは『ツルン・ツルン』の方が圧倒的に便利。
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洋裁の先生に昔、言われたんだけど。

生地の端から3㎝~5㎝だったかな?
ちょっと記憶があやふや。

ミミに近いところは使わないように言われたんだけど、ついつい端っこの方も使っちゃうんだよね。
セコケチだからさ。
着物は容赦なくミミも含めて使うけど。

↓せいぜい、ミミから2㎝くらいしか離してない。
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ちょっと前に作った細い文鎮。
活躍しております。
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丸い文鎮だとこうなる。
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全面に芯を貼って、前身頃だけ裁断。
全部で10枚もあって、一度広げると分からなくなっちゃうので、畳んだ状態でごめん。
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裏側はこんな感じで、テープと接着芯バリバリに貼ってます。
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今日は、ここまで。

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もうさ、このコート、仮縫いが終わった時点で疲れちゃったのよね
だってさ、型紙の状態で前身頃5枚、後身頃5枚、袖2枚、衿2枚もあるのよ!

過去に行って、製図をしている私に会ったら、
『大変よ。よく考えてね。確かに先生の着てたコートは素敵だったけど。』
って諭すと思う。

布当てが必要な生地は、なるべく避けてるんだけど今回の生地は、どうやらアイロン当てが必要な生地らしい。

もう布当てが嫌でね。
本当はダメなのかもしれないけど、アイロンに大判ハンカチを巻き付けてる。
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