ダブルフェイスのコート()を作って、唯一の心残りが最も一般的な縫い方である『割り仕立て』をしなかった事。

でも、どうしてもデザインに取り入れたくなかったんだよ。
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なので、切れ端を捨てる前に部分縫い練習をしてみることに。

生地の厚さは大体、2枚で5㎜ぐらい。
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1.8㎝幅の粗ミシンをかける。
下の方が裾という設定で。
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接結糸を取って、生地を剥がしていく。
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剥がし終わった後。
生地を伸ばさないように剥がすことになってんだけど、『無理!』
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アイロンをかけると少し落ち着く。
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表側の生地(0.5枚+0.5枚)を縫い合わせていく。
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裾の端の方まで縫う。
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縫わなかった方をアイロンで半分に折る。
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この時点での表側はこんな感じ。
綺麗に縫えてる。
10表側
裾が直線にならないんだけど。(大汗)
え、直角だったと思うよ。(震える声)

ひょっとして、縫い縮みしてる?

コートを縫っている時もこうなって、毛抜き合わせのまつり縫いの時に誤魔化したんだけど。
私の縫い方が間違っているんでなく、縫い縮み
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まっ、いいや。
適当、適当!

2.5㎜幅くらいのコの字まつりをしていく。
コの字まつりが見えにくいから、私が好きなだけで、通常のまつり縫いでもOKだと思う。

(確か)とある本には、5㎜ほどのコの字まつりを2回することって書いてあった。
2回はツラいよね。

私は2.5㎜のコの字まつりを1回しました。
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コの字まつりが終わって、裾のところ。
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これをアイロンで折って、毛抜き合わせにして、コの字にまつっていく。
これも私がコの字が好きなだけで、通常のまつり縫いでもいいかと。
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粗ミシンを解いて、割り仕立ての出来上がりっ!
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【縫ってみた感想】
表側も裏側も違いがほとんどない。
なので、リバーシブル仕立てに丁度良い縫い方。

片返し仕立てだと、裏側のまつり縫いが結構目立つ。
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割り仕立て、いいと思う。

けど、けど。

【割り仕立て】
両方の生地の接結糸を解かなくてはならない。

割り仕立てはコの字まつりが出来るので、コの字まつりが大変。

【片返し仕立て】
挟み込まれる方の生地の接結糸は解かない。
片方の生地だけ解く。

多分、まつり縫いしか出来ない。
なので、自然に針が通る幅で大きく均等な幅で縫える。
コの字まつりと比べて、まつり縫いの方が早く縫える。


割り仕立て、比べると手間だね!

割り仕立てをデザインに選ばなくて、良かったよ。
本当に。

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