ダブルフェイスの生地って、2枚重ねになっている生地。
糸や樹脂で接着してあるらしい。
樹脂タイプは2枚に剥がせないらしい。(縫ったことない。)
今回、私が使った生地は2枚重ねで5㎜厚くらい。
つまり1枚で2.5㎜くらいかな。
ダブルフェイスの縫い方は2つ知っておけば縫えるみたい。
①生地を剥がして、毛抜き合わせにして、もう一枚の生地を挟み込む縫い方。
片返し縫い。
②ポケットや前端や裾の縫い方。
生地を挟まずにまつり縫いすればOK。
では、片返し縫いをしていくよー。(下手な絵でごめんよ。)
生地の厚さによるらしいんだけど、1.8㎝のところに粗ミシンをかける。
目打ちなどを使って生地を剥がす。
余計な接結糸は切る。
邪魔にならなさそうだったら、切らなくてもOK。
どうせ手縫いで隠れるし。
生地を剥がすとき、伸ばさないようにって本には書いてあるんだけど。
無理!
伸ばさないように気を付けてもどうしても伸びる。
伸びてもアイロンで何とかなったから、大丈夫だったよ。
生地によるかもだけど。
ただ、こうならないように注意!
生地をまつり縫いして、膨らみを綺麗に出したいので、生地が解けると膨らみが均一にならないので。
生地を中表にして、8㎜で縫う。
1.5枚重ねて、縫うってことね。
この時、後で挟み込んだり、裾や袖口になる時は最初の18㎜は縫ったらダメ。
縫ってみて、間違いに気が付いて、解いたりするうちに分かってくるから、あんまり気にしなくてもOK。
18㎜のところも縫っちゃって、後から気が付いて解いても全然、大丈夫だから。
上で縫わなかった18㎜のところ。
剥がした表の生地同士を中表にして、18㎜弱縫う。
0.5枚と0.5枚を重ねて1枚分の厚さのところを縫う。
これもまつり縫いする時に気が付く。
ミシンで縫うと少しなんだけど、縫っておくと楽なんだ~って。
まつり縫いする時に気が付くから、特に意識しなくても大丈夫。
縫い終わったら、片返しのアイロンをかける。
そして、縫わなかった縫い代を半分に折る。
この半分に折るのも大事なんだけど、折り山がまっすぐになるようにアイロンをかけるように気を付けた方がいい。
そうするとまつり縫いした時に綺麗になるはず。
綺麗になるはず。
表側はこんな感じ。
片返ししたところは平らであまり盛り上がってない。
アイロンでおった生地をまつり縫いする。
毛抜き合わせ(控えない)にするのがすごく大事。
糸をすくう時、縫い目をすくう。
まつり縫いしていると、『生地が足りない』無理矢理感があるんだけど、無視で。
表側の片返しが盛り上がって、綺麗な縫い目に。
粗ミシンを解いて、アイロンで縫い目を消す。
片返し縫いの出来上がりっ!
袖の型紙の話。
で、このまつり縫いがあるからなんだけど。
イセが入りづらい。
なので、セットインスリーブのコートの時はイセはあんまり入れない方がいいと思う。
レディブティックにもイセなしの製図が載ってた。
袖はマイナス1㎝してる製図だった。
多分、イセは0㎝~0.5㎝くらいしか入らないんじゃないかな。
製図にある袖山の高さから想像するに。
ラグラン袖にするのも手だよね。
イセないもん。
ドロップショルダーにするのもいいかも。
イセがあんまり入らないから。
どちらにしろイセはあまりない方向で型紙を作った方がいいと思う。
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