コートに付いていた毛皮の襟だけを預かったのね。
コートは着倒して、処分して襟だけ取っておいたらしいのよ。
その毛皮の襟を使って、ラグラン袖の比翼コートを頼まれた。
【イメージ図】(下手くそでゴメン)
で、先生に製図を見てもらったので、型紙を作る。
肩ダーツを畳みたかったんだけど、肩ダーツがちょっと大きかったのね。
それで、
『衿ぐりにもダーツを作って分散させた方がいい。』
と先生に言われた。
肩のところがカクカクになるからね。
これを聞いた時、
『先生、頭イイ!天才!さすが!』
って思ったけど、割と定番の直し方なのかしら。
初めてやった操作だから、分かんない。
まだまだ知らない事、たくさんあるな。
よく仕組みが分からなかったので、ミニミニ原型を使って確認。
このミニミニ原型、便利なのよねー。
ノートを作る時なんか特に。
ちなみに肩ダーツは先生の指示通り、3分の2ほど畳んで、残りは衿ぐりダーツに移動。
襟のある洋服の時は、衿ぐりダーツを畳むのはあんまり、よろしくないから衿ぐりダーツは少な目で。
そして、後襟ぐりを襟より少し大きくしてイセ込むことにした。
イセを入れると少し背中のラインが丸くなるから。
毛皮付きの襟にしたい。
思い切って?毛皮の襟から表襟を作って、更に裏襟を作るっていう荒業をしてみた。
表襟から裏襟を作るのって、初めて。
新鮮だった
普通はしないもんね。
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ところで、私が作る型紙は縫い代付き。
総裏の時、縫い代は直角にしてる。
この直角で生地を合わせると綺麗に縫えるから、楽ってやつ。
この直角なんだけど、先に縫う方のライン(青い矢印)を延長して、直角にするのね。
それで、ラグラン袖のコートの縫い方、まだ覚えてなくてさ。
いちいち、教科書を確認しながら縫い代をつけてた。
まだ、一回しかラグラン袖コートって縫ったことないのよ
縫うのは、そんなに難しくないんだけどね。
まだハサミで型紙を切ってないけど、ラグラン袖コートの型紙できました。
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昔はね、縫い代なしの型紙で作ってたんだけど、縫い代ありの楽さや間違いの少なさ、正確さを考えたら、縫い代なしの型紙は考えられなくなってしまった。
このコートの裏布なしを作れって言われたら、縫い代が変わってしまうので、型紙から作り直すと思う。
いや、でも、自分のコートだったら、作り直さないかも。
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