今日は縫い物はお休みして、ブラウスの肩の部分の検証。
肩の部分を1.3㎝程上げたブラウスと原型の肩のまま縫ったブラウスを比較する。

まずはトルソーにタオルの切れ端を貼っていく。
本当は綿とかでやった方が良いと思うんだけど、キルト綿を切るのは勿体ないので、タオルの切れ端で代用。
お年寄りによくある背中の丸さを再現。
かな~り大雑把でゴメンよ。
ちょっとタオルを貼り過ぎたような気がするけど、70代後半から80代ってこんな感じの背中が多いと思うんだけど、どうかね


原型より肩を1.3㎝程上げて作ったブラウスを着せてみる。
前身頃は綺麗だね。

後身頃は肩の辺りがキツイような気もするけど、こんなもんかな~。

衿の抜け感は少しあるね。(赤い矢印)
青い肩線が真っ直ぐで綺麗なのに注目!
肩線、綺麗だね。

肩の丸みもダーツに上手に収まってる。
次は肩を上げないで原型のまま縫ったブラウスを着せてみる。
前身頃は綺麗。

後身頃。
さっきのと比べて、余裕があるようなないような。
不自然なシワがあるような。
でも、余裕のあるデザインだからね。
そんなにキツキツにはならないはず。

衿元を横から見てみる。
衿ぐりの抜け感はあんまりない。(赤い矢印のところ)
でも、肩線が後の方に逃げてる。
これは、非常にまずい。
着づらいだろうな~。
衿ぐりを上げるとこういうのが訂正されるのねー。
勉強になるー。

----------------------------------
次はちょっと貼るタオルを減らしてみた。
よくある中高年の背中を再現。

原型の肩より1.3㎝ほど上げてみたブラウスを着せてみる。
綺麗だね。

後も綺麗だね。

そして後身頃が余って、前肩の方に肩線がきてる。
中年おばちゃんの場合は、肩を原型から上げない方がよさそう。

原型の肩のまま縫ったブラウスを着せてみる。
綺麗だよ。

後身頃も綺麗だね。

衿元も綺麗。
後衿ぐりの抜け感もなし。
肩線も真っ直ぐ。

大体、どんなんだか分かった。
(結論)
80代前後位のおばあちゃんの背中の丸みの時は、肩線を少し上げた方がいいんだね。
中高年や太って少し丸みを帯びた背中の場合は、肩線の修正は必要なし。
修正するにしても仮縫いで修正だね。
↓ランキング参加中。良かったら、応援クリックお願いします。励みになります。
明日はブログをお休みします。