夕飯を食べ終わって、一休みして、歯を磨いたら、また歯が痛くてダウンしてた。
ちょっと痛みが治まったので、ブログを書くよー。

昨日と今日は、ほぼ調子が悪くてね。
洋裁があんまり、出来なかったんだよね。

『毎日、洋裁してる?』
って聞かれるけど、

毎日、洋裁してないから!

---------------------------------

本を借りたのね。
講談社から出てたレディブティックみたいな本。

もうすぐ返却しなきゃならないんだけど。
(すごく残念。良い本なんだよ。)
01
この中の一部が、ドレメ式と文化式の両方の製図が書いてあってね。
02
せっかくなので、比較してみようかと。
それで、ドレメ式と文化式(旧)のジャケットの製図で違うところを書き出してみた。

【文化式】
03
【ドレメ式】
05
ゆるみが違うので、脇で出す数字が違うね。

2㎝厚の肩パッドが入るジャケットなのね。
肩パッドを入れる場合は、肩を肩パッドの厚さ分上げる。

ドレメと文化では肩の角度が違うみたい。
それぞれ上げる高さが前身頃と後身頃で違う。
合計の数字(2+1、0.5+2.5)は同じだけど。

【文化とドレメの背丈】
原型の前身頃の背丈が下記のようになってる。

文化式・・・37.5
ドレメ式・・・38

なので、製図はウエストから裾までのサイズがそれぞれ、こんな感じで5㎜ずつ違ってた。
文化式・・・29
ドレメ式・・・28.5

ま、あんまり気にしなくていいと思う。
ちなみに後身頃の背丈は同じ。

【文化式の旧原型のゆるみ】
前身頃と後身頃全体をさして、B/2+5(ゆるみ)=(46)と書いてある。
つまり、ウエスト(バスト)ぐるり1周のゆるみは10!

【ドレメ式の原型のゆるみ】
前身頃、後身頃それぞれに(胸回り+8(ゆるみ))/4=22.5と書いてある。
つまり、ウエスト(バスト)ぐるり1周のゆるみは8!

上で書いた製図の違いの数字と矛盾しないね。
あってるね。

ついでに文化の新原型の方も調査。

【文化式の新原型のゆるみ】
前身頃と後身頃全体をさして、B/2+6と書いてある。
つまり、ウエスト(バスト)ぐるり1周のゆるみは12

どうでしょうか?
参考になるかい!?

自分が持っている原型で工夫すれば、どんな製図でも書けそうな気がするけど。
でも、公式ではアウトっぽい。

私は文化式の新原型で文化の旧原型もドレメ式も書いちゃうけど。

ドレメ式を書くときは、ゆるみに気を付けて書いてる。
12と8じゃ、大分違うもんね。

新原型のダーツをいくつかたたむと旧原型になるので、旧原型はそれで書いてる。
ゆるみの違いを意識して書いたことはない。

先生に聞いたところによると、
新原型って、文化に入学した若い女生徒達の体型を元に作ったんだって。
何千人だったかな!?

探求というか、研究というか。

スゲー!

笠井先生が作ったらしいよ。
洋裁の先生が上記の本のすべてを2分の1サイズで勉強で作ったらしいよ。
4分の1は小さすぎて、ダメだったらしい。

↓ランキング参加中。良かったら、応援クリックお願いします。励みになります。
製図の記号がレディブティックとちょっと違っていて、面白かった。
06
たたむの記号が違う。

本の背表紙の裏側にヌーベルの広告があったのね。
98年からデザインがあんまり変わってないんだね。
07
定価は148,000円(税抜き)だって。


↓ランキング参加中。良かったら、応援クリックお願いします。励みになります。