昨日に引き続き、白大島のコートのお直しね。
依頼者様に確認したところポケットの形を変えてもOKとのことで、変更することに。
まずは、型紙作り。
他人様の物だから、慎重に確実に縫いたいもんね。

コート本体にポケットの位置を記す。
分かりづらいけど、赤い矢印のやつね。
アイロンで消えるようにフリクションを使う。

昨日、解いたポケットに接着芯を貼って、口布を裁断。

残りの生地に袋布の一部を載せてみる。
もうちょっと型紙を大きくしても大丈夫そうだったので、型紙を修正。

生地を裁断。

白大島の生地をケチケチ裁断した袋布の出来上がり。
ポケット口から、4~5cm表布があればOKなのよ。
今回、一番近いところで、4.5㎝だった

自分で提案したとはいえ、ギリギリセーフ


コート本体に穴を開ける。

裏側は接着芯でガチガチに。

口布と袋布を縫い付けていく。

袋布を縫う。

そして、裏側の袋布から、はみ出た接着芯をはがす。
市販品のこのポケットの場合、洗濯したら剥がれる接着芯を使っているらしい。
あたりが出るからかな~?だと思うんだけど。
私もその接着芯欲しいな。
高そうだけど


箱型ポケットっぽいポケット完成

カジュアルなパンツやコートによくあるポケットね。
私は窓作りポケットって教わったんだけど、正式名称はなんだろうね?
窓作りポケットであってる?

裏側

ポケットが遊ばないように見返しとポケットを糸ループでつなぐ。

これで、コートのお直し完了

1日で終わるかなと思ったけど、3日くらいかかったね。
最初に話を聞いた時は、どうなるかと思ったけど、何とかなって良かった

Before

After

ヒモとコードストッパーはちょっと色が揃ってないけど、雰囲気は伝わるでしょう。
後側。

横。

ポケットの位置が分かりづらいので、袖を突っ込んでみた。

どうかな?
素敵に出来たよね


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