男大島紬(Google画像検索)のリメイクをお願いされてね、どんなデザインがいいか打ち合わせをしたら、こんな感じで裏布付きのでロングスカートでとのこと。
写真のジャンパースカートは、レディブティックので裏布なしのニット生地だよ。

このデザインは、型紙付きでかこみ製図もあるんだよね。
でも、依頼者様の背中が丸くてね、このまま型紙を写して作ったら、補正の嵐になりそうなので、原型から作ることに。
ちょっと、迷ったんだけどね。
型紙を写してから、背中の補正を入れた方がいいのか。
でも、原型から書く方が慣れているから、今回は原型から作ることに。
まずは一番、近そうな体系の原型を写す。

本人を見た感じで、『多分この位の背中の丸みかな~?』とあたりを付けて、修正。

右側が後身頃ね。
肩ダーツを広げて、背中の丸み部分を追加。
そして、左側が前身頃。
姿勢が前傾になるから、丈を少し縮めてみた。
この本を参考に修正。
初心者にはおすすめしない。
意味が分かりづらいし、教科書通りの補正は絶対にないから。
ある程度、型紙(原型)の知識があることが前提の本。
いや、でも私もそんなに知識があるわけでもないんだけど(小声)。。。

ちなみに前身頃の直し方は、よく分からなかったんだよね。
なんか、胸が小さい時の補正に似てた(同じだよね?)から、その感覚で補正した。
胸が大きい人の補正はよくやるので、その逆バージョンだよね

そして、この原型を元にジャンパースカートを製図。
この時に原型も操作して、後身頃の肩ダーツの一部を袖ぐりにも移動したよ。
っていうか『新原型→旧原型』に操作しただけと言うべきか。

仮縫いをするための型紙も作る。

後身頃はこんな感じ。
背中の丸み(後中心)を入れると体のラインが綺麗に見えるのでいれる。
男大島紬だと無地みたいなもんだから、後中心を真っ直ぐにする必要ないんだもんね。

この後、掃除機をかけている時に気が付いたんだけど

衿なしデザインの場合、肩ダーツじゃなくて、衿ダーツの方が洋服のラインが綺麗になることを思い出したの。
これは、かなり大事っていうか、先生に見せたら、必ず修正されちゃうやつね。
なので明日、出来たら肩ダーツを衿ダーツに修正する。
先生に見てもらえるわけじゃないから、ちゃんと出来るか分からないけど

多分、大丈夫。何回も先生と一緒にやってるから
(震える声)

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あぁ、早く洋裁教室に行きたーい!
コロナ、収束しろ!
先生からの『修正するとこ、ないんじゃない?』の一言が欲しい。
もしくは、『ちょっとここを直そう』とかの指示が欲しい。
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