ラグラン袖の地目(生地の方向)について書くね。
ラグラン袖のコートを作るにあたって、洋裁の先生から生地に余裕がある場合限定で、教わったことが合って、『へーなるほど。』と思ったことがあったのよ。

みんなも『へーなるほど。』と思って!
既に知っている人は、うん、まぁ、ごめんね。

昨日の記事に載せられたら、良かったんだけど、昨日は眠くて図を描くことが出来なかったので、今日載せる。

洋裁の本とかに載っている一般的な生地の地目はブルーの矢印なの。
生地に余裕がある場合は、ピンクの矢印の地目でとるのも良いよって話ね。
ピンクの矢印は右側の身頃のブルーの矢印平行ね。
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ピンクの矢印の地目で生地を裁断した場合、一番腕(生地)が動く部分(肘)がバイアスになるので、適度に生地が伸びて、着心地がよくなるらしい。(縫いづらいけど)
そして、身頃と地目が平行だから、洋服のラインも綺麗に見えるらしい。

今度、生地に余裕があったら、この地目で作ってみる予定。

洋裁って、正解がないというか、どんどん進化していくし、先生によっても教え方や考えが全然違うから、面白いよね。
今の先生で3人目なんだけど、それぞれやっぱり違うし、本当に面白いし楽しいよ

文化服装学院では先生向けに最新情報を教える講習があるの。
今後も文化服装学院に所属している先生に教われたらいいなと思ってる。
常に情報を更新している先生って、すごいと思うのよ。

私の場合、先生に教わったことそのままやる場合もあれば、前の先生に教わった方法でやることもあるし、色々。
その都度、ベターな方を選ぶの。

佐藤貴美枝さんの教室に行っているときに聞いたフレーズなんだけど、
『ベストじゃなくて、ベター』
がすごく良いと思うの。
常にベストで作るのは難しいのよね。

予算や生地の要尺や時間の制限とかいろいろ事情があるからね。
いつもベターを求めて、洋裁をやっているつもりよ


大分前に依頼のあった喪服をやっと作り始めたの。
夏の終わりごろかな、依頼があったの
着物の喪服を洋服の喪服にするのよ。
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絹はチャコが綺麗に消えないことが多いから、仕付け糸で印を付けるの。
これが、面倒であんまり好きじゃないけど、しょうがないよね
02
洋裁って、縫ってるときや完成した時の達成感とかが好きなんだけど、それ以外の作業が9割以上締めてるよね。

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今縫っている喪服は掲載の許可をとってないので、しばらくブログはお休みします。