昨日、朝の8時位から散歩に行ったらバテた。
本当にバテたのよ。

昨日は、まだ猛暑ではなかったはずなのに。
これから、夏本番なのにどうしよう。

なので、昨夜は早々に寝たのでブログはお休みしました。

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昨日と今日やった作業を書いていくよー。

依頼者様から預かった大島紬を洗濯・アイロンしてた。
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この柄、好き。
色合いがいいね。

写真より実物の方がずっとイイよ!
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干した後、防虫剤を入れて保管。
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親戚のおばさんに頼まれたベストを作ってた。
あやふやな希望を言われて、私も口頭でこんな感じとか説明したのね。

意思疎通がはかれてるか心配でね。
安い生地で試し縫いよー。

想像と違うと言われたら、困るからさ。

試し縫いだから、いままでやった事のない袖ぐりの処理をしてみたい。
いつもは、袖ぐりに空ロックして、2つ折りにしてステッチしてる。

やってみたい処理はバイアスだよ。

キュプラを太めにバイアスに裁断。
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アイロンで伸ばす。
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目的の幅にカット。
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2つ折りにして、ロックミシンで袖口に縫い付ける。
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直線ミシンでステッチ。
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こんな感じに出来ました。
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ちょっとバイアスが太すぎるけど、試し縫いなのでこのまま直さないでいく。
だって、面倒くさい。

肩と脇のところをまつって、こんな感じの袖ぐりになったよ。
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ま、いいんじゃないかな~。
バイアステープの幅を狭くすれば。

本番ではもう少し頑張ろうっと。

試し縫いとはいえ、ロングベストが出来上がりましたっ!
長い襟で着やせ効果とかありそう。
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後側はこんな感じ。
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肩の部分は高齢者なので肩ダーツ入れたよ。
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ここから先は型紙操作の話なので、興味ある方だけどうぞー。
書くの面倒だけど。

前に製図の話を書いたら、参考にしてくれた方がいたのでね。
頑張って、書いてみるよー。
分かりづらかったら、ゴメンね。



今回作ったベストは背中の丸い高齢者向けなのね。
背中が丸いと後首のところが抜けやすいのよ。

で、後身頃をこんな風に先生に修正された。
襟ぐりを1㎝ほど上げて、ネックポイントのところを1.2㎝ほど上げてた。
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私が書いたベストの前身頃の製図なんだけど。
前後差をダーツにしないで、袖ぐりを下げて、袖ぐりに胸ぐせを入れたのね。
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先生が
『これはちょっと前アームホールが大きい。』
とのこと。

修正方法は、袖ぐりの胸ぐせを少したたんで反動で胸ぐせを脇に移動。
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ウエストラインを上げて、裾も上げる。
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胸ぐせが裾(前中心の方)に移動ということね。

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【おまけ】
更に高齢者で背中が丸い場合。
胸がなくなって、前身頃の丈が短くなる。

さっきした型紙操作と同じことをする。
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反動で開いた分を平行にたたむ。
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たたんだところ。
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裾やウエストラインの移動はなし。

これを教えてもらった時、
『なるほどー!』
って思った。

こういうの楽しいよね!
楽しいよね!


このベストの製図を教わっている時、先生に言われたのね。
『こういうの好きでしょ。』
『好きです。』
あなたみたいな人に教えるの楽しいのよね。他の人達は製図は私が書いて、縫うだけがイイって言うから。』

ヤッター!
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縫うだけなのは、すごく勿体ないよね~って思っちゃう。
製図こそが面白いのに。
そして、作って答え合わせをするみたいなのがイイのに。