今日で、やっと綿入りコートが完成

長い道のりだった

前身頃の前端に星止めをしてね。

イメージ 1

星止めを裏から見たところ。

表側から見ると、点々と目立たない縫い目がかろうじて見えるかなという感じで、写真にとってもあんまり見えないのよ。

実際に見たわけではないのだけれど、フルオーダーメイドの紳士服だと、手縫いで星止めを入れてくれるらしいわよ。

というわけで、星止めは高級仕立てなのよ

と、ちょっと強調してみたりして


そして、スリットと裾を縫って、ボタンホールを付けて、ボタンを付けて、出来上がりね。

イメージ 2

後ろ側ね。

イメージ 3


さてと次は、ミニトートバッグよ。

トートバッグにしようかと思ったけど、生地が足りなくなったのよね

まずは、生地に綿を入れて、手縫いで刺繍ステッチを入れるのよ。

イメージ 4

裏側はこちらね。

手縫いした場所がよく分かるわね。

イメージ 5

持ち手にも綿を入れてね。

余分な綿はもちろん、切りますよ。

イメージ 6

ステッチするときは、生地がよれないように全部同じ方向でステッチするのよ。

2mmの段付き押えを使うと、必ず2mm幅で縫えるのよ

イメージ 7

次は、裏布の見返しに黒い接着芯を貼って、縫って内ポケットを付けるの。

イメージ 8

裏側の力のかかるところには、力布という名の不織布の接着芯を貼るのよ。

絹だから、デリケートだしね。

イメージ 9

裏布の反対側には、ファスナーポケットを付けてね。

イメージ 10

裏側はこうなっているのよ。

イメージ 11

袋布は念のために二重で縫っておくの。

イメージ 12

そして、合体させるとミニトートバッグの出来上がり

裏布がピンクで可愛い

イメージ 13


もうひとつ、頑張って作ったの

まずは柔らかすぎるのは嫌だけど、固すぎるのも嫌なので、コートやジャケットによく使う黒い接着芯を貼るの。

そして、合皮を縫い合わせるのね。

イメージ 14

裏側はこちら

イメージ 15

合皮にステッチするときは、2mmの段付き押えを使うのだけれど、金属の段付き押えを使うと滑りが悪いので、テフロンの2mmの段付き押えを使うのよ。

イメージ 16

ちなみにテフロン押えは段々削れていくから、普段はちゃんと金属の押え金を使った方がいいわよ。

合皮を使って、細い紐を作るのよ。

下は紐の断面ね。

イメージ 17

合皮だから、断面が白いのよね。

この断面が白いのをコパ処理っていうのをするの。

ま、コパの液体を塗るだけなんだけど。

本物の皮製品のコパ処理とは、ちょっと違うわよ。

イメージ 18

これは、途中までコパ処理したところね。

写真がピンボケで、ごめんね。

接写モードは苦手でね

さて、この紐とファスナーを使って、何が出来たのかというとポーチよ。

イメージ 19

カバンの持ち手に付けたりも出来るの。

おしゃれでしょ

イメージ 20


なぜ、このポーチを作ったかというとね、濃紫のファスナーって売ってなかったのよ。

そりゃ、探しまくればあったかもしれないけど、私の身近では売ってなかったのよね。

このデザインだったら、茶色のファスナーの方が素敵でしょ




このポーチ、作るの面倒くさいのよね。

当分、作りたくないわ

↓ランキング参加中。良かったら、クリックして下さい。
イメージ 21