たくさんの泥大島の着物をほどいて綿入りコートを作りました。
丁寧に作りました。

ヤフオク出品中です。興味のある方は良かったら見て行ってください。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f319577532

綿はシンサレートという暖かい綿を使っています。

冬季オリンピックで使われたり、羽毛よりも暖かいと言われています。


また、綿止めとデザインを兼ねて、コートの一部に刺繍ステッチを入れてあります。

詳しくは製作中のブログをご覧ください。


前身頃と前脇出来上がり





大きい柄は村山大島です。

タブを作り、くるみボタンで留めるようにしてあるコートです。

泥大島は製作過程の染めで何度も洗っているため生地が薄くなっている場合があり、強度を増すため、すべての生地に黒い接着芯を貼ってあります。(参考記事)


前身頃

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後身頃

いろいろな種類の泥大島をつなぎ合わせて、パッチワークにしています。

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前身頃のアップ

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裏布の前身頃

ピンクベージュの生地はキュプラです。

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裏布の後身頃

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右側のシームポケットです。

縫い目を利用したポケットです。

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一見、ポケットが分からないようになっています。

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左側のシームポケット

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ポケットを閉じたところ。

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袖の写真です。

等間隔でステッチが入っていて、裏の綿を留めています。

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袖の縫い合わせ部分です。
ステッチがピッタリ合うように縫うための工夫をしました。(参考記事)

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袖口は村山大島紬をバイアスに裁断してくるみました。

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縫い合わせ部分の袖口

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反対側の袖の写真です。

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縫い合わせ部分の袖

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袖口

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縫い合わせ部分の袖口

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後身頃のアップ写真を3枚ほど連続して。

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後身頃の裾のアップ

等間隔にステッチを入れて、裏の綿を留めています。

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前身頃のアップ

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前身頃の裾をアップ

ステッチを等間隔で入れて、裏の綿を留めています。

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前身頃の裏布のアップ

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裏布のフードのアップ

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袖口の裏側をアップ

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サイズはLサイズです。
160cmの私が着て丁度いい着丈になっています。


袖丈 約61cm
着丈 約102cm
肩幅 約42cm
身幅 約53cm
ウエスト 約106cm

【参考資料】

洋裁歴は10年ほどになります。
佐藤喜美枝さんのプロソーイング教室に通い、洋裁を学びました。
また、洋裁のサークルにて文化式を習っています。

普段は、知人・親戚にオーダーメイドで着物リメイク、洋服を作っています。

お気に召した方がいましたら、入札をお願いします。

着物をほどいた後、洗濯機でエマールを使用してドライコースにて洗濯しています。

なるべくミシンがけできるところはミシンで仕上げました。
職業用ミシンロックミシンで作りました。
家庭用ミシンと比べると縫い目が綺麗でしっかりしています。

バキュームアイロン台を使用しております。
使用しない場合と比べると折り目が綺麗に入ります。
また、着物の折り目も使用しない場合と比べると綺麗に消えます。


これから、本格的な冬がやってきます。
暖かい素敵な泥大島のパッチワーク綿入りコートを着て、出かけてみませんか?


【注意】
着物リメイクであり、ハンドメイド作品であるため、
傷・シミの気になる方は入札をお控えください。
なるべく傷・シミは避けて裁断していますが、どうしても見逃しなどある場合がございます。

ハンドメイドと着物リメイクの風合いの好きな方のみ入札をお願いします。

人気があるため泥大島は高額になりやすく複数の着物で作成してあり、接着芯などを貼る等、手間がかかっているので、落札代金が高額になります。

心をこめて、丁寧に手間をかけて、作っています。大事に来て下さる方に落札いただけると嬉しいです。